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田辺寄席では「田辺寄席ニュース『寄合酒』」にて演者・演題を知 らせています。 06年3月までは桂文太師匠のコメント付きでしたが、06年4月 からは、それぞれの演者のその「ネタへの想い」を語ってもらっていま す。必見です!! |
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2008年 6月 演者・演題目録トップへ |
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第462回 一、平の陰 森乃石松(福郎門下) このネタは、鶴志師匠にお稽古して頂きました。去年の暮れから五、六回は高座にかけました。あまりとんとんと喋らずに、間をもってゆっくり喋るような事を教えて頂きました。今の所は、鶴志師匠に教えていただいた通りやっています。
二、太閤記ー天王山のとりやりー 旭堂南湖(三代目南陵門下) 99年4月、師匠の南陵に初めてつけて頂いた。お稽古をしてもらいながら、難しい話だと思った。太閤記の中でも大ネタである。それを何故いきなりと思ったが、私に何か見込みがあったのか? 明智軍と秀吉軍の双方の視点が入れ替わるあたりが難しい。
三、462号笑呆亭/「ぜんざい公社」から 桂 文太(五代目文枝門下) やれ税金や、年金や、保険や……、お役所といわれる建物の中をあっちの窓口、こっちの窓口とうろうろすることがある。本当に一日仕事だ……。この噺の主人公のように頭のどこかで、ぶちっと音がしそうになる。
(仲入り) 四、コメディー・マジック 松旭斎小天正 最近、落語にも挑戦するが、あまりの難しさに驚いています。新分野「小天正の紙芝居」を開発しました。本日は、おしゃべりを中心にしたコメディーマジック。他に無いテンポと軽さでつづる小天正ワールドをお届けします。
五、指南書 森乃福郎(福郎一門) 「指南書」の作者、二代目桂文之助師は、私の大師匠三代目笑福亭福松の実父です。京都で甘酒屋を営みながら、「電話の散財」「アメリカ人の恋」「象の足跡」「動物園」などを創作し、洒落でメニューを考えたり、トイレの看板で遊ぶ風流人だったそうです。
※ 開口0番(文太の前ばなし)「か」の巻/「かぐや姫」 第463回 一、 七度狐 桂雀五郎(雀三郎門下) この「七度狐」は、師匠雀三郎に修業中に稽古していただきました。田辺寄席でも二年前に一度演らせていただきました。今回は前回よりも笑っていただけるように、一生懸命演じたいと思います。
二、書割り盗人 桂こごろう(南光門下) このネタは、一門のむ雀兄さんに教えていただきました。どの登場人物も楽しげに、悪いことをする泥棒までが、楽しそうにうれしそうに見えるよう演じた上で、お客さんが楽しくうれしくなっていただければいいなあと思いながら演じています。
三、463号笑呆亭/「崇徳院」から 桂 文太(五代目文枝門下) 師匠五代目文枝の型で、師匠には五代目松鶴師匠から伝わっている。若い頃よく演じたそうだが、私が入門した頃は、「この頃、みなよう演るさかいなあ」と言われ、あまり演じられなかった。晩年、思い出されたようにちょこちょこ演じられた
(仲入り) 四、パペット落語「立体西遊記」 笑福亭鶴笑(六代目松鶴門下) お年寄りからお子様まで、そしてまた、外国人まで笑っていただけるような落語を目指して、18年程前から始めました。あれこれ工夫して、近頃やっと形になってきました。登場する人形は全部私の手作りです。
五、星野屋 桂 雀松(二代目枝雀門下) 小佐田先生の書き直された「星野屋」を、文珍兄さんが文珍流に演じておられるのを見て、女性が活躍する噺なので、自分に合っているかなと思い、早速文珍兄さんにお稽古をお願いしました。雀松流の「星野屋」をご覧下さい。
※ 開口0番(文太の前ばなし)「き」の巻/「狂言」 第464回 一、江戸荒物 笑福亭瓶成(鶴瓶門下) このネタを初めて聞いた時、知らない昔の言葉がたくさん出てきて、すごく勉強になったので、自分も演りたいと思い、呂鶴師匠にお稽古をつけていただきました。がんばります。
二、胴斬り 笑福亭右喬(松喬門下) ネタの方「胴斬り」です。がんばらせていただきます。「胴斬り」は、松喬につけていただきましたが、お稽古の最中、なまってるとか、覚えが悪いとか、師匠に大変怒られました。ネタの「胴斬り」が終わる前に、私の首が飛びそうになりました。
三、464号笑呆亭/「ん回し」から 桂 文太(五代目文枝門下) 今のところ、「ん回し」はこの形でやっていますが、面白い「ん回し」ができたら、中にほり込んでいきたいと思ってます。どんどん変わっていくネタの一つです。
(仲入り) 四、お笑い腹話術 笑福亭学光(鶴光門下) 私は、西日本放送(四国・高松)、木曜日と金曜日、「情報てんこもり、ラジオでDON」や、四国放送(徳島)、土曜日、「土曜ワイド徳島」などを長年やっています。若い頃に、実家のある徳島を出てきてしまいましたが、今、仕事で徳島の実家へ帰れるのが、親孝行かなあ等と思っています。
五、子盗人 笑福亭三喬(三喬一門) 東京では「穴泥」になります。小佐田さんに、三喬風に書き直して頂いて、演らせていただいております。東京の師匠連の「穴泥」を聞かずに、新作のつもりで新しい感覚で演らせていただいております。ただ、穴蔵という、当時ご大家の防火地下倉庫というのか、そういうものはきっちり説明しておかなければと思っています。お客様にも、ご大家には、穴蔵という防火設備があったんだなと分かっていただければと思っております。
※開口0番(文太の前ばなし)「く」の巻/「廓噺」 |
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