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田辺寄席では「田辺寄席ニュース『寄合酒』」にて演者・演題を知 らせています。 06年3月までは桂文太師匠のコメント付きでしたが、06年4月 からは、それぞれの演者のその「ネタへの想い」を語ってもらっていま す。必見です!! |
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2008年 11月 演者・演題目録トップへ |
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第477回 田辺寄席 11月15日(土) 昼席 午後1時40分開演 《いちもん会》 一、桃太郎 桂とま都 (都丸門下) この噺は、師匠から二席目に習った噺でございます。私自身この噺が大好きでございまして、子どもがいたらこういう感じかなと思いながら、いつも演じさせて頂いております。早く結婚したいです。
二、いらち俥 桂わかば (ざこば門下) この落語は、10年程前に雀三郎師匠から教えて頂いて以来、今までずっと演じ続けています。この落語から、私の落語が大きく変わったと自分では思っているんですが……。
三、477号笑呆亭/「三枚起請」 桂 文太 (五代目文枝門下) 師匠五代目文枝の十八番。源兵衛、清八、喜六3人のキャラクター、そして何よりも古典の描き方が難しい噺。
(仲入り) 四、強 情 桂 米八 (米朝門下) このネタを演り始めたのは18年程前です。ざこば師匠からお稽古して頂いたのが「みかん屋」とこの「強情」です。円都師匠の「強情」を聞き、「洒落た噺だな」と思い、ざこば師匠にお稽古して頂きました。
五、代 書 桂 千朝 (米朝門下) この噺は、師匠米朝の師匠である四代目米団治師匠がこしらえられた非常によく出来た噺だと思います。出来れば後々までずっと残しておきたいと思っています。私自身は5,6年前から演り始めまして、皆なはサゲまで演らず途中で切ってますが、今回は思い切ってサゲまで演らせて頂きます。
※ 開口0番(文太の前ばなし)「な」の巻/「七不思議」 第478回 田辺寄席 11月15日(土) 夜席 午後6時10分開演 《いちもん会》 一、 ちりとてちん 桂まめだ (文福門下) 素人の時に覚えていたのを、師匠文福に改めて見てもらいました。「ちりとてちん」のイントネーションなどをチェックして頂きました。あまり演っていませんが、一生懸命稽古して高座に掛けたいと思い、豆腐を食べる所など工夫したいと思います。
二、竹の水仙 桂阿か枝 (五代目文枝門下) このネタは2年程前に小つる師匠からお稽古して頂き、ちょこちょこ演らせて頂いております。ハメモンを入れたり、サゲを変えたりしてもよいと言って頂きましたが、今の所お稽古して頂いた通り演じています。
三、478号笑呆亭/「鷺とり」 桂 文太 (五代目文枝門下) 亡くなられた桂枝雀師匠に若い頃つけて頂いた、私にとって大切な大切なネタです。お稽古をつけて頂きながら、ここまで考えて演じられているのかとびっくりしました。10年近く経ってから、私なりのくすぐりも入れてはいますが……。
(仲入り) 四、ああ定年 桂 三風 (三枝門下) 私が毎朝行く喫茶店に、演芸好きのおじいさんがいらっしゃいます。毎日演芸を楽しみにしておられる。一度その人のスケジュール帳を見せてもらったら、私のスケジュール帳より一杯でした。そういう趣味のある人はよろしいが、仕事一筋で趣味のない人の定年後は……。
五、口入屋 桂あやめ (あやめ一門) 私は、古い船場映画とか、山崎豊子さんの船場を舞台にした小説に惹かれ、船場に興味を持ち始めました。考えたら、落語の中に船場は描かれていました。その一席がこの「口入屋」です。今年6月の独演会でネタ下ろししました。最後にもう一度おなごしさんを登場させています。
※ 開口0番(文太の前ばなし)「に」の巻/「日本昔ばなし」 第479回 田辺寄席 11月16日(日) 昼席 午後1時10分開演 《いちもん会》 一、道具屋 林家染太 (染丸門下) このネタは今年の2月頃、そめすけ兄さんにお稽古して頂きました。そめすけ兄さんは染語樓師匠から習っていました。上の師匠から習ったネタなので大切にして欲しいと言われました。祭の賑やかな楽しい雰囲気が出せたらいいなあと思っています。
二、豊竹屋 林家竹丸 (染丸門下) 今、義太夫の語りを、女流のお師匠さんに教わっておりまして、稽古に通っております。うちの師匠の染丸は、「習てる割には下手やなあ」とボヤいております。今度素人の発表会にも出してもらうんでけど、何とかその成果を出せるようにしたいと思っています。よろしくお願いいたします。
三、476号笑呆亭/「三十石夢の通い路」 桂 文太 (五代目文枝門下) 師匠五代目文枝の十八番。私がこのネタを初めて聞いたのは高校生の頃で、師匠(当時小文枝)、六代目松鶴師匠、米朝師匠三人がリレーで演じられた「三十石」だった。米朝師匠はサゲまで演じられた。こういう落語を聞けたというのが私の財産だ。
(仲入り) 四、癪の合薬 林家染弥 (染丸門下) このネタは、7、8年前に一度演りましたが、全く受けず、半分捨てていたようなものですが、今年の春、長いこと演っていないネタに再チャレンジするという企画の会があり、それにこのネタを出しました。すると割合に反応が良かったので、それから自分なりのギャグを足したりして、今年はかなり演りました。
五、紙くず屋 林家染雀 (染丸門下) 私にとってはあこがれの噺でして、うちの師匠が得意にしているのを見て、ぜひ演りたいと思い、10年目のきっしょで教えて頂きました。70才や80才になって演れる噺ではないので、60才位までに、師匠のように完成とは言いませんが、ちょっとでも近付けたらなあと思い演っています。
※ 開口0番(文太の前ばなし)「ぬ」の巻/「鵼」 |
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