
桂文太のコメント付 演者・演題目録
第353回 2003年7月13日 午後1時30分開演
《たっぷり じっくりの会》桂文太の段
一、狸賽 月亭八光(八方門下)
桃太郎、猿かに合戦、舌切り雀、花咲爺さん、かちかち山が日本の五大お伽話ですが、犬は忠実で賢く、猿は知恵者ですが、前に悪がつくときもあるようです。狸はどうも悪者あつかい。落語では人間より義理堅い?
二、那須与一 旭堂花鱗(南鱗門下)
源平合戦のクライマックスを読んでもらうが、あちこちに隠された「真実」や講釈師の嘘がちりばめられていて面白い…。
歴史には、もしはないというが、もし扇の的を与一が射ち損じていたら歴史はどう変わっていたかと思う。
三、ズバリあてま賞─「と」の七番─桂文太(文枝門下)
前回は「へ」の六番。贋作芝居噺・平兵衛野盗伝奇でしたが、役者の台詞をどれくらいにするか?かなり気をつかいました。徳利、たこは大成功でした。落語であんなことをしてと、お叱りのないように…。
−仲入−
四、月宮殿星の都 林家染雀(染丸門下)
望遠鏡で夜空を観ていると地球から他の銀河が遠ざかっている─宇宙は膨張している─時間を逆にすると、宇宙はビッグ・バンから始まった。─こう考え出した科学者は偉い。この噺を作った噺家も偉い!!
五、火焔太鼓 桂文太(文枝門下)
東京ネタを随分演っている。桑名船、二十四孝、高倉狐は演題だけ残っていて─昔上方でも演られていたもの─と明烏、幾代餅、八五郎出世などは完全に江戸ネタである。火焔太鼓も後者です。全編ギャグ!!最後までお楽しみ下さい。
三味線 住田益子
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