
桂文太のコメント付 演者・演題目録
第371回 2005年1月23日(日)午後1時10分開演
〜「福団治師匠の『しじみ売り』を聞く会〜
一、酒の粕―桂福車(福団治門下)
「西郷」と書いて、「サイゴウ」でなく「ニシゴウ」と読む。灘五郷の一番西にあるという事で、この呼び名があるようだ。震災直後から半年間、ボランティアでこの辺りに入った田辺寄席世話人会のメンバーに聞くと「沢山の酒蔵が壊れ、酒のエエ匂いがプンプンしてましたわ。酒の弱い人はあれだけで酔うたでしょうなあ」。
震災から10年、灘五郷も活気を取り戻しつつあるのか?…。
さて、酒に強い福車さん、酒の弱い男をどう演じるか?
二、二人旅―小福改め二代目桂福楽(福団治門下)
平成16年4月に二代目桂福楽を襲名。初代は初代笑福亭福松に入門し笑福亭福楽を名乗り、明治の頃、活躍した噺家。
「二人旅」の謎掛け。都々逸には痴楽さんの新工夫が…。さて、どんな煮売屋のおやっさんが登場するか?
三、ズバリ当てま賞〜「ゐ」の二十五番―桂 文太(文枝門下)
「う」の二十四番は「厩火事」でしたが、演れば演る程演り応えのあるネタで、年下の亭主に何か不安を感じる女房のお崎の心理や、お崎のグチやのろけを聞き、ちゃんと諭す旦那の人の良さや、最後の亭主、秀の心理などは、その日の気分で面白く、また楽しく演じられる。さて「ゐ」の二十五番は何をやろうかな?
〈仲入り〉
四、マジック・パフォーマンス―桂朝太郎(米朝門下)
御覧になったら、すぐ出来るような宴会芸を朝太郎兄さんがお客様方にご伝授いたします。物体出現、物体浮遊、物体通過、物体消滅などなど…、マジックのタネはその辺にある日用品です。さて、ハトは出せるようになるのか?
五、しじみ売り―桂福団治(福団治一門・関西演芸協会会長)
以前、疲労から喉を痛められ、声が出なくなり入院されました。人と話が出来んのは、本当につらいなあと思われ、その時出合ったたのが手話で、今の手話落語につながったそうです。今では手話落語でも第一人者です。
さて「しじみ売り」は師匠の得意とされる人情噺です。最後までごゆっくりお楽しみ下さい。
三味線 花登益子
開口0番(桂文太の前ばなし)「す」の巻─「崇徳院」について
開演10分前の午後1時から始まります。
|